先日の4月29日(祝・金)は、温かな空気に満ちた空間での1周年の
演奏会を終える事ができました。

終わってからも、今後の激励のメッセージの中、お見送りさせて頂きました。
本当に有難うございました。

そして・・・

この度、 SaDhyTaの根底の想いをそのままで、より想いを感じて頂きたく、新たなユニット名で
Startさせて頂くことになりましたので、本日は、そのご挨拶とご案内をさせて頂きます。

 

〜 哥悾已 〜 (Kaguya)

今迄以上に、しっかりと想いを届けさせて頂くべく、つくりあげていきたいと想っております。
これからも愛の気持ちで支えていただけたら。。

大好きな芸術作品と詩の一篇で、この「哥悾已」への想いを。。

天使の歌-1

 

 

 

 

フランスのアカデズム絵画の代表的作家であり、
フランス美術アカデミーの会長までになりました、
ウイリアム・アドルフ・ブーグロー(William-Adolphe Bouguereau) の作品です。
(1825年~1905年)

「天使の歌」~1881年~
現在は、カリフォルニア州のグレンデールにある、
フォレスト・ローン記念公園墓地内の美術館に
所蔵されています。

 


 

 

「 ジャラール・ウッディーン・ルーミー 」

ペルシャ語文学の最高の神秘主義詩人とされるRumi。
彼は多くの重要な思想を残しておりますが、その中に『神の中への消滅』という考えがあります。
これは、旋回する舞踏により、神のもとに帰る、死と同様の状態に陥る体験の実行を指します。
チベットでは、旋回ではありませんが、廻る、回す、という回転が祈りに通じると言われます。

それでは、最後にRumi の一篇を・・・

《星々は途方もない愛の力に混迷し、円舞しながら毎晩昇ってくる。
 そうでもしなければ、彼らは途方に暮れ、想う。
 「いつまで回り続けなければいけないのだろう・・・

 神はこの世界である葦笛を取り上げてお吹きになる。
 私たちそれぞれの裡に、奏でられる音が重なり合う・・・
 顕現し、願いとなり。。。
 情熱と切望が。

 息吹が最初に生まれ出た場所

 自分の音を、澄み渡らせよ。
 自ら音を断つべからず音そのものになれ。
 どれだけの鍛錬が必要か、私が教えよう。

 真夜中、この魂の都の屋根にのぼりなさい。

 皆で屋根にのぼり、それぞれの音を声へと変えて唄う》